2014-01-01から1年間の記事一覧

生と死の際にある「津軽」  陶芸コース  阿波野 智恵子(筆名)

【芸術環境演習・津軽】スクーリングレポート 生と死の際にある「津軽」 --- 陶芸コース 阿波野 智恵子(筆名) 神明宮の記憶が、頭のどこかにずっと、ある。触れることも、それについて考えることも障りがあるような、直視が憚られるような恐ろしさ。時間と…

高山を歩きながら<飛騨の匠>のことを考える  阿波野 智恵子(筆名)

【2014年度環境文化論・飛彈】スクーリングレポート 高山を歩きながら<飛騨の匠>のことを考える --- 陶芸コース 阿波野 智恵子(筆名) 林格男先生の講義のなかで、古川周辺に集中する古代寺院の痕跡の話とともに月ヶ瀬が止利仏師の故郷であるとされる伝説に…

「あめゆじゆとてちてけんじや」~「永訣の朝」の方言からみえてきたもの~

〔2013年度 環境文化論・花巻 スクーリング・レポート〕 「あめゆじゆとてちてけんじや」~「永訣の朝」の方言からみえてきたもの~ --- 陶芸コース 阿波野智恵子(筆名) ● はじめに 今回の花巻行で一番印象深かったのは、なんといっても講師のお三方に発音…

雪国の春 --- 陶芸コース 江口晴美

[2013年度東北地域学 第一課題レポート] 雪国の春 --- 陶芸コース 江口晴美 「雪国の春」(柳田国男著 角川文庫 昭和46年5月30日 改版初版発行)を読んだ。 読後、次の二点に関心を持った。 その一つは、柳田国男は毎年のようにどこかの村里を歩き、「海南小…